2024.07.25

資格習得制度

厳しい暑さが続いておりますが、お元気でいらっしゃいますか。今回は、弊社の資格取得制度についてお知らせしたいと思います。

資格習得制度とは、従業員が特定のスキルや知識を証明するために資格を取得することを奨励し、支援する取り組みです。弊社の場合は、費用を全額支給しています。これにより経済的な負担を軽減し、従業員が資格取得に専念できる環境を整えています。

今までの実績としては、20名ほどに支給しています。医療・福祉系の資格はもちろんのこと、二種免許の取得に対しても支援しました。この制度は、会社と従業員双方にとってメリットが多いです。導入することで、長期的な会社の成長と従業員のキャリアアップに繋がります。

現在、私もこの制度を利用し、短期大学の通信課程にて社会福祉士の勉強をしています。この春からはじめましたが、これが中々、楽しいです。現場で今まで疑問に感じていた足りない知識は、社会福祉学の知識でした。レポートに追われていますが、日々、充実しています。

今の障害の現場では、何も資格がなくても講習会参加のみで、相談支援事業所が運営できます。しかし、これからのケアは量より質の時代です。在宅支援を担う事業所を経営していくうえで、ソーシャルワーカーの知識はなくてはならないと感じています。質の高いサービス提供するには現場力はもちろんのこと、知識も必要です。従業員には、現場での点を線に結びつける作業が、社会福祉学を学ぶことだと伝えています。

質の高いサービスを提供するには、どうすれば良いのか。その支援は本当に求められていることなのか。あと少しの支援があれば、なんとかできたのではと後で後悔しないためにも知識は大事です。想いだけでは満足な支援はできませんし、個人の力だけでは支えきれません。自己理解を深めることで自己成長を促進し、そして他者理解を深めることで利用者さまと良好なコミュニケーションが取れるように、皆でスキルアップしていきます。

合同会社ときわぎ

代表社員　木村幸美